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香港・台湾で使われているスマホ中国語入力をiPhoneで使ってみた☆

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海外では“日本語入力”は超不思議!?

http://weheartit.com/entry/116778121/search?context_type=search&context_user=Toni_0007&page=6&query=Mac+iPhone

http://weheartit.com/entry/116778121/search?context_type=search&context_user=Toni_0007&page=6&query=Mac+iPhone

日本から持参したPCとスマホを片手に、街中のファーストフード店でメールしていた私に、突然話しかけてきたオーストラリア人男性。「いまそれ、どうやって変換したの!?いろんな文字混ざってるけど何それ?」と、どうやら日本語の文字入力に興味津々。

またあるときは、スマホで検索をしようとしたときに、日本語で文字入力している私の手元を見ながら友人(日本人以外)が「どうやって入力してるの!?」と声をかけてきました。

 

そう、私たち日本人からしたらあまりにも日常的なことすぎて、普段意識したことなんて無かったのですが、日本語を公用語として使用している国は唯一日本だけですし、海外の人たちからすれば、ひらがな、カタカナ、漢字と大きく分けて3種類の文字を組み合わせて使っていることを客観的に見てみると、とってもおもしろいらしいのです。

 

同じ繁体字を使っている地域出身者なのに、文字入力方法が違う?

そんな中で、香港人と台湾人の友人が同時にスマホを使っているときに、それぞれが全く表示の違うキーボードを表示して中国語を入力していることに衝撃を受け、今度は私が思わず「ふたりとも中国語使ってるのに、どうして違う方法で入力してるの?」と疑問を投げかけたところ、繁体字(中文:繁體字)エリアである香港と台湾出身の友人が、日々使っているスマホの入力方法とその違いを教えてくれました。

 

まずは見慣れた日本語入力画面をおさらい

ひらがな入力

ごく一般的なひらがな入力キーボード。
ひらがな入力をベースに、
・フリック入力: 「お」を入力したいときは「あ」を押した状態で↓方向へフリック。
・ガラケーと同様の連打入力: 「お」を入力したいときは「あ」を5回連続タップ。

のどちらかの入力方法で、私たちは、カタカナや漢字などへ変換して使っています。

 

・・・ということを改めて解説する必要もないほど普通に使っていますよね。(笑)

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数字入力

数字を入力したい場合は、こちらの入力キーボードに切り替えて使ったり・・・
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英字入力

英字入力の場合には、日本語入力キーボード内の英字(「ABC」をタップすると表示されるひらがなキーボードによく似た配列。ひらがな入力キーボードと同様にフリックもしくは連打入力で使用。)を使用するか、
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もしくは、先程触れた「ひらがな入力」「数字入力」のキーボード画像にも印をつけた、赤い「○」で囲んだ地球っぽいマーク(?)を長押しすると、他の言語キーボードを選択することができるので、ここで「英字キーボード」に切り替えて使用されているかと思います。
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※英字キーボード設定は、ご自身であえて「英語(イギリス)」「英語(カナダ)」などを設定しない限り、「English(US)」というアメリカ英語キーボードを使用されているかと思います。

これらのキーボード、文字配列など見た目は同じかと思いますが、おそらく入力途中に表示される文字候補などが、それぞれの地域に紐づいているのかと思われます。

 

ちなみに私はフリック入力に慣れてしまっているので、簡単な英字入力の際には、前者のフリック英字キーボードを使用することが多いのですが、日本人同士でも「それ使ってるの!?使いにくくない!?」と突っ込まれることもしばしば・・・。(笑)

 

香港や台湾では、こんな風にスマホを使っている!

http://weheartit.com/entry/117604568/search?context_type=search&context_user=LulyStyles&page=5&query=Mac+iPhone

http://weheartit.com/entry/117604568/search?context_type=search&context_user=LulyStyles&page=5&query=Mac+iPhone

日本語入力がおさらいできたところで、本題へ。

 

iPhone搭載の中国語キーボードは、簡体字、繁体字合わせて全部で9種類。うち、繁体字入力のキーボードは6種類あります。

 

中国語の文字には、簡単な漢字を使った「簡体字」と、ジャッキー・チェン出演の香港映画などでよく目にする「繁体字」の2種類の文字が使われています。個人的には、日本の漢字は、簡体字と繁体字の中間くらいの画数や難しさなのでは?と捉えています。

 

例:
簡体字 学 ←現在日本でも使われている漢字もたくさんあります。
繁体字 學 ←日本で昔使用されていた旧字体と同じ漢字が使われていることも多いです。

 

今回は、iPhoneの繁体字入力(入力方法を中国語では「輸入法」と呼ぶようです)
繁體拼音
繁體注音
繁體倉頡
繁體速成
繁體筆畫
繁體手寫
についてピックアップしてみました。

20140630

 

拼音(日本語:ピンイン/拼音:Pīnyīn)

日本で第2外国語として中国語を選択したことのある方や、これまで中国語を勉強したことのある方はよくご存知の「ピンイン」。

 

拼音とは1958年に中華人民共和国が制定した“汉语拼音字母”の略称です。
拼音はアルファベッドのVを除く25文字とÜ(ウムラウト)と中国語特有の「声調」と呼ばれる
アクセントを4つの記号で表しその組み合わせで中国の音を表します。
出典: china.younosuke.com

中国語の発音をアルファベット表記で表したものです。私は学生時代に少しだけ中国語を学んだ事があるので、同じように拼音を学習されたことのある方にとっては、簡単な単語や文章であればこの入力方法なら使いやすいかもしれません。

 

※但し、日本の第2外国語として学習する中国語の多くは、簡体字を使った「普通語/普通話(拼音:Pǔtōnghuà)」であり、香港や台湾で使われている「国語/國語(拼音:Guóyǔ))」ではないので、たまに「それは香港では言わないよ。」「台湾でもみんな言わないよ。」と言われることがあります・・・。

 

中国語の方言についてはこちら
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「私は思う」=「我想(Wǒ xiǎng)」を入力してみました。まずは「我(Wǒ)」を入力。
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次に「想(xiǎng)」を入力。
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なるほど。こんな感じなのですね。

各漢字のピンインが分かっていないとこの入力は厳しいので、「意味はわかる!でも読み方は怪しい・・・。」というときにはちょっと難しいかもしれません。
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注音(日本語:ちゅういん、ちゅうおん/拼音:Zhùyīn)

この注音符号(中国語繁体字:注音符號)は台湾で使われているもので、香港出身の友人は「私は全然わからない。」と言っていました。

 

注音符号(ちゅういんふごう、ちゅうおんふごう)とは、中国語の発音を記述するための方法の一つ。先頭の四文字「ㄅㄆㄇㄈ」 (bpmf) からボポモフォ (bopomofo) とも呼ぶ。
出典: ja.wikipedia.org

http://www.shintoukai.com/taiwan.htm

http://www.shintoukai.com/taiwan.htm

 

注音符号のアルファベット表記(ピンインで表す場合)が掲載されているページはこちら(全て中国語ですが、ご参考まで・・・。)

 

拼音のように音を表した文字だそうで、ときには漢字に変換しないまま、この注音符号だけを並べて表記することもあるようです。
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「台灣(台湾)」を入力してみました。
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台湾には「台湾語」という方言があるので、台湾語をマスターするにはまず注音符号から覚えるのだそうです。知らなかった・・・。

 

倉頡(日本語:そうけつ/拼音:Cāngjié)

これは今回私にスマホ入力を教えてくれた香港出身の友人が、パソコンの文字入力の際に使っているとのことでした。
漢字1文字あたり、最大5パートに分け、その文字の組み合わせで漢字へ変換する、というもの。

 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%89%E9%A0%A1%E8%BC%B8%E5%85%A5%E6%B3%95

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%89%E9%A0%A1%E8%BC%B8%E5%85%A5%E6%B3%95

 

倉頡輸入法(そうけつゆにゅうほう)は、1976年に朱邦復が考案したコンピュータ上における中国語入力方式。返還前から現在まで主に香港で用いられている。台湾で主流の入力方式は注音輸入法であり、中国大陸で主流の入力方式は拼音輸入法である。
出典: ja.wikipedia.org

 

具体的な入力方法は一字を二つないし五つの字根に分類し[2]、その部首をキーボード上から入力し変換する。
出典: ja.wikipedia.org

 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%89%E9%A0%A1%E8%BC%B8%E5%85%A5%E6%B3%95

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%89%E9%A0%A1%E8%BC%B8%E5%85%A5%E6%B3%95

 

「倉頡(Sùchéng)」を入力してみました。
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速成(日本語:そくせい/拼音:Sùchéng)

倉頡から派生したシンプルな手法。
倉頡では最大5パートでしたが、速成はその文字を5分割した最初と最後の文字の組み合わせで漢字変換ができるそうです。

 

字根分解は倉頡と同様であるが、分解字根の最初と最後を入力する方式である。字根分解が比較的容易であることから初心者の間で使用されるが、同一キーでの候補字が大量に出現し迅速な入力には不向きである。
出典: ja.wikipedia.org

 

先程と同じ「倉頡(Sùchéng)」を入力・・・。
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キーボードの見た目は一緒ですが・・・
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先程の倉頡よりも、漢字変換までのステップが短いので、香港人の友人のお姉ちゃんはパソコンではこの速成入力設定にしているそうです。

 

筆畫(日本語:ひっかく/拼音:bǐhuà)

漢字の書き順で入力する方法。
つまり、漢字の書き順を理解できていないと変換時に目的の漢字が出て来ないこともあるわけです。(笑)


今回協力してくれた香港出身の彼女は、「いつもケータイ入力はこれ!」とのこと。

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私たちが見ても、何のことやらさっぱり・・・といったキーボードですが、よくよく見てみると、「はらい」など、書道の授業で見たことのあるパーツが並んでいます。
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ちなみに、日本語キーボードに搭載されている顔文字ですが、このキーボードにもちゃんとありました♡
但し、ちょっと日本の顔文字とは違うものも・・・?
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手寫(日本語:しゅしゃ/拼音:Shǒuxiě)

いわゆる「手書き入力」です。

これをお見せするのもお恥ずかしいくらいですが、みなさまご存知のように、手書き入力はちょっと大変です・・・。慌てて汚く書いちゃうとなかなか変換で出て来なかったり、私は自分で書いている文字を見ながら自己嫌悪に陥ることもしばしば・・・。(苦笑)

 

「携帯電話」=「手機(Shǒujī)」を入力してみました。
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あ、認識してくれた・・・。(汗)
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キーボード設定に他の言語を追加してみよう!

今回、私のiPhoneのキーボード設定に、上記のキーボードを追加してみました。
「キーボード設定ってなに!?」とお困りの方は、下記の手順で設定してみましょう♪

 

1) iPhoneのホーム画面の「設定」アイコンをタップ。
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2) 「一般」をタップ。
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3) 「キーボード」をタップ。
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4) ここで「キーボード」の横に数字が表示されますが、これは現状設定されている言語キーボードの数です。
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5) 「新しいキーボードを追加」をタップ。
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6) スクロールして追加したい言語キーボードを選択します。
カタカナ50音順で表示されるので、中国語は一番下までスクロールすると表示されます。

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7) 追加すると、先程選択したキーボードが表示されます。これで設定完了!
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※設定を外したい場合は、7) の画面で設定を外したいキーボードを左フリックすると表示される「削除」をタップしてください。

 

 

他の国の言語。
どんな文字が使われているのか、どんな風に使うのか、ちょっと試してみませんか?

 

Special thanks:
Mandy(HongKong) / Steven(Taiwan) / Tracy(Taiwan)